• 07. 武藤一羊の英文精読

    ●全10回 ●受講料:34,000円〈U25割:5,000円〉

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    07.武藤一羊の英文精読

    07.武藤一羊の英文精読

    ¥ 5,000 - ¥ 44,000
    思想的意味のある英文テキストを掘り下げて読み込む講座です。ことばの一つひとつの解釈やそこに込められた作者の思想を読み解きながら、講師と受講生で内容について議論を深めていきます。これまでは通年で一冊を読み上げる方式をとってきましたが、今年はテーマを立てて、複数のテキストを読み込んでいきます。今年のテーマは Eurocentrism(ヨーロッパ中心主義)。ガザでのジェノサイドを前に、このテーマに挑戦してみましょう。
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    近日公開
  • ●2024年5月~2025年3月 ●水曜日 19:00~21:00 ●全10回 ●定員:20名 ※申込多数のため増員しました。

    ●開催形式:オンライン(zoom)

    【講座録画の視聴・配布資料の閲覧サービスについて】

    当日参加を推奨しますが、講座終了後、講義内容の録画の視聴および配布資料について、インターネットでご覧いただくことができます(受講生限定公開。原則、2024年度内に限る)。復習や欠席された際にぜひご活用ください。ただし、講師の事情ならびに運営上の都合等によって録画および配布資料の一部または全部の共有ができない場合もあります。予めご了承ください。 

    ●受講料:34,000円〈U25割:5,000円(先着2名) 

    ※初めて自由学校連続講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります。

    ※【若者応援!U25割】25歳以下の方は受講料5,000円、入学金免除で受講いただけます。該当する方は、お申し込みの際「U25(25歳以下)」を選択してください。

     

    ●申し込み方法

    上記の「選択する」から該当するものを選択し「申し込む」ボタンを押すと申し込み画面に進みます。 

    ※講座の詳細は、お申し込み・入金まで完了された方に開講日2週間前頃になりましたらご案内いたします。

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    ●講師:武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所運営委員)

    1931年生まれ。「ベトナムに平和を!市民連合」での活動を経て、1969年に英文雑誌『AMPO』の創設メンバーとして日本の情勢を世界の知識人に発信する。1973年鶴見良行、北沢洋子などとともに「アジア太平洋資料センター(PARC)」を設立、1996年まで代表を務める。1998年「ピープルズ・プラン研究所」を設立。社会評論家としてノーム・チョムスキーなどの知識人と国際的な親交をもつ。1983-2000年、ニューヨーク州立大で期間教員を務める。

     

    ◎主著:『戦後レジームと憲法平和主義─〈帝国継承〉の柱に斧を』れんが書房新社 2016/『潜在的核保有と戦後国家─フクシマ地点からの総括』社会評論社 2011/『アメリカ帝国と戦後日本国家の解体 新日米同盟への抵抗線』社会評論社 2006

    ◎共訳書:ジャイ・セン他『世界社会フォーラム 帝国への挑戦』 作品社 2005

  • ●テキスト:

    ・Ella Shohat and Robert Stam, "Unthinking Eurocentrism: Multiculturalism and the Media", 2nd ed., Routledge, 2014.(エラ・ショハット、ロバート・スタム『ヨーロッパ中心主義を考えほぐす―多文化主義とメディア』)

    ・Bernard Regan, “The Balfour Declaration: Empire, the Mandate and Resistance in Palestine”, Verso, 2017.(バーナード・リーガン『バルフォア宣言―帝国、委任統治そしてパレスチナにおける抵抗』)

    ・Vijay Prashad ed., “Letters to Palestine: Writers Respond to War and Occupation”, Verso, 2015. (ヴィジャイ・プラシャド編『パレスチナへの手紙―戦争と占領に応答する作家たち』)ほか

    ※上記は候補です。テキストの詳細は、お申込みいただいた方に改めてご案内させていただきます。

    ●講師からのメッセージ

    ヨーロッパとは何か、欧米とは何か、普遍的人権の擁護者なのか、そうではないとすれば、一体何なのか、そう問う切実な必要に今世紀の世界社会は迫られています。200万のガザのパレスチナ住民にたいしてイスラエルが実行しているのはおぞましいジェノサイドです。イスラエル国家防衛が至上価値、そのためには、何をしても許される、パレスチナ人は敵、子どもであろうと老人であろうと抹殺してもそれは当然の愛国的行為だ。こうした立場を公然と宣言してガザのパレスチナ人へのジェノサイドを実行しているイスラエル国家をいくつもの米英・欧州の国家は、同志として、公式に支持し、これに異を唱える人びとを「反ユダヤ主義」(anti-Semitism) と呼んで弾圧しています。勝手に自己を普遍者と主張し、全体に押し付ける Eurocentrism は、イスラエル・パレスチナ問題にもっとも露骨に貫かれているとも言えるでしょう。そこに Eurocentrism という近代世界の深刻な問題への一つの入り口があると思われます。いくつかの文献を読み合わせながら、議論するクラスにしたいです。

  • ●クラスの進め方:

    【1】パラグラフごとの精読と【2】事前に分担を決めての要約報告を並行して行います。次回に読むテキストと箇所を毎回指定しますので、各自予習してご参加ください。要約報告については、初回のオリエンテーション後に各回の分担を相談して、発表者の報告と質疑応答・ディスカッションを行います。

    ●日程

    第1回:5/29

    第2回:6/26

    第3回:7/31

    第4回:9/18

    第5回:10/23

    第6回:11/20

    第7回:12/18

    第8回:2025/1/22

    第9回:2/19

    第10回:3/19