• 03.当事者と/当事者として考えるパレスチナ問題

    ――難問から世界をみる

    ●全8回+オプション ●受講料:25,000円~31,000円〈U25割:5,000~8,000円〉

  • 03.当事者と/当事者として考えるパレスチナ問題――難問から世界をみる

    03.当事者と/当事者として考えるパレスチナ問題――難問から世界をみる

    ¥ 5,000 - ¥ 41,000
    この講座では、当事者(ディアスポラ・パレスチナ人ムスリム)のパレスチナ研究者でありながらイスラーム地域研究者として、パレスチナ問題について独自の視点から考えてきた講師と、ゲストらと共に、人類規模の問題としてのパレスチナ問題を考えます。
    選択する
    選択する
    数量
    近日公開
  • パレスチナ問題は、およそ一世紀にわたり解決の糸口すら見えない世界の難問であり続けています。同時にこの問題は、単に局地的な領土紛争であるのみならず、この世界全体の歴史と仕組み、そしてそこにある様々な歪みを象徴する問題でもあります。実はこの問題に対しては、「国家はなぜ存在するのか?」「法の正しさとは何か?」「人間の自由とはなにか?」「信仰とは何か?」「我々は何者なのか?」といった、根源的で普遍的な、しかし忘れられがちな問いに改めて回帰しなければ、本当の意味で向き合うことはできません。

    この講座では、当事者(ディアスポラ・パレスチナ人ムスリム)のパレスチナ研究者でありながらイスラーム地域研究者として、そうした問いに対して独自の視点から考えてきた講師と、多様な専門知識を持ったゲストらと共に、具体的な歴史や最新情勢のみならず、宗教やイデオロギー、文学といった普遍的な枠組みを通じて、人類規模の問題としてのパレスチナ問題を考えます。これにより、参加者一人ひとりが「当事者として」この問題を読み解き、行動できるようになることを目指しています。

    ●2024年6月~10月 ●水曜日19:00~21:00 ●全8回 ●定員:20名

    ●開催形式:対面(PARC自由学校教室)またはオンライン(zoom)の選択制

    ※コーディネーターおよびゲスト講師は、原則、教室にお越しいただきます。ぜひ対面参加をご検討ください。

    ※お申込みの際、基本となる受講方法(対面またはオンライン)の希望をご選択ください。なお、ご事情により、適宜切り替えていただくことも可能です(事前に事務局までご一報ください)。

    ※教室開催が困難な場合には、事態が収束するまでオンライン参加のみとする可能性があります。

    【講座録画の視聴・配布資料の閲覧サービスについて】

    当日参加を推奨しますが、講座終了後、講義内容の録画の視聴および配布資料について、インターネットでご覧いただくことができます(受講生限定公開。原則、2024年度内に限る)。復習や欠席された際にぜひご活用ください。ただし、講師の事情ならびに運営上の都合等によって録画および配布資料の一部または全部の共有ができない場合もあります。予めご了承ください。

    ●受講料

    ・講義(全8回)のみ:25,000円〈U25割:5,000円〉

    ・講義(全8回)+フィールドワーク:31,000円〈U25割:8,000円〉

    ※初めて自由学校連続講座を受講される方は別途入学金10,000円が必要となります。

    ※フィールドワークのみの参加はできません。

    ※フィールドワーク等、出かける回での現地への交通費・食費・実費などは別途かかります。

    ※【若者応援!U25割】25歳以下の方は受講料5,000円、入学金免除で受講いただけます。該当する方は、お申し込みの際「U25割(25歳以下)」を選択してください。

     

    ●申し込み方法

    上記の「選択する【受講料および入学金、参加形式】」、「選択する【フィールドワーク・オプション】」をそれぞれ選択し「申し込む」ボタンを押すと申し込み画面に進みます。 

    ※講座の詳細は、お申し込み・入金まで完了された方に開講日2週間前頃になりましたらご案内いたします。 

  • broken image

    ●講師&コーディネーター:ハディ ハーニ(明治大学特任講師/東京ジャーミイ文書館理事)

    1992年埼玉県生まれ、日本とパレスチナのハーフ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了(政策・メディア)。2023年より現職。

    ●主著:「パレスチナ問題における「解決」のディスコース分析」慶應義塾大学博士論文 2021/「イスラーム法からみるパレスチナ問題」『イスラム世界』93号 2020

    ●参考文献:『パレスチナ戦争:入植者植民地主義と抵抗の百年史』法政大学出版局 2023/『パレスチナを知るための60章』明石書店 2016

     

    ●講師からのメッセージ

    逆説的ですが、パレスチナ問題を理解するためには、パレスチナ以外の多くのことを知らなければなりません。多様な切り口を通じて頭を柔らかくしながら、一緒にこの難問について考えを深めていきましょう。

  • ●プログラム

    6/19(水)

    なぜ「パレスチナ」を学ぶのか?

    パレスチナ問題は単なる局地的な時事問題ではありません。それを学ぶ今日的意義は、その「普遍性」にあります。「国家」「イデオロギー」「宗教」「対話」などのキーワードを軸に、世界全体をより深く理解するための基礎としてパレスチナ問題を学ぶという視点について考えます。

    ●参考文献:臼杵陽『世界史の中のパレスチナ問題』講談社現代新書 2013

     

    7/10(水)

    問題の歴史的形成

    パレスチナ問題について考える基礎知識として決定的な重要性を持つ「歴史」について、実証的見地から全体像を概観します。

  • 7/24(水)

    対立する歴史認識――パレスチナの歴史をいかに理解するか

    前回を踏まえ、イスラエルとパレスチナ人社会での歴史認識の違いを考え、なぜその違いが生まれ、どんな形で克服されるべきかを、現地でのさまざまな実践を基に議論します。パレスチナの歴史を見る私たちの側のバイアスやステレオタイプについても検討します。

  • broken image

    8/7(水)

    いま、ガザで何が起こっているのか?

    ゲスト講師 土井敏邦(ジャーナリスト/映画監督)

    歴史的経緯について考えてきたこれまでの着地点として、現在に焦点を当てます。今回は長年にわたり現地取材を重ねてきたゲストを迎え、ドキュメンタリー映像作品を交えて現状に迫ります。

    ●主著:『沈黙を破る 元イスラエル軍将兵が語る“占領”』岩波書店 2008/『アメリカのユダヤ人』岩波新書 1991

  • 9/25(水)

    宗教の関係性/無関係性

    パレスチナ問題の正しい理解を歪めてしまうひとつの要素に「宗教」があります。ただしここでは「宗教が問題である」というより「宗教的なものを正しく理解できない我々の問題」に注目します。ムスリムである講師と共に、我々と宗教の関係性について考えを深めます。